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『カエルとイーグル』 ばったり屋通信


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      2014年もあとわずか。
      思い起こすと今年の一月に読んだのがミヒァエル・エンデの『モモ』
      でした。それも初めて。
      山に移り住んで、暮らしに伴う身の回りのことをひとつひとつ自分
      で考え、手を動かしつくっていく、あるいは取り組んでいくという生活
      を始めるうえで、このお話に出てくるモモの親友である道路掃除夫の
      ベッポじいさんの在り方は助けになりました。

         「とっても長い道路をうけもつことがあるんだ。おっそろしく
         長くて、これじゃとてもやりきれない、こうおもってしまう。」
         
         「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?
         つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎの
         ひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけ
         をな。」


         「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだ、たのしければ
         仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにぁあだめなんだ。」

         「ひょっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた道路が
         ぜんぶおわっとる。どうやってやりとげたかは、じぶんでもわか
         らんし、息もきれてない。」


      ということで今日は朝から薪割り、檜の樹皮で薪小屋の屋根を葺くの
      でひとつひとつ使えるところを剥がしながら。
      スローライフの大晦日、あっという間に暮れていく・・・・。

      2015年、すべてのいのちあるものがしあわせでありますように。
      その力にわたしもなれますように。

      よいお歳を!

                  
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『カエルとイーグル』 ばったり屋通信

    
      山にむかって歩いていくと

     一足はこぶごとに山がせまってくる

     あたりまえと言えばあたりまえ


     一足一足歩いて行く
   
     山は輪郭をかえ

     頂を見るために目線を上げる

     やがて全体は見えなくなり、視界はせばまる

     ごつごつした登り道

     大岩、鳥の声、木々たちが出迎えてくれる

     時に瀬の音、足をすべらせ転んだりもする

     歩いてみないとわからない


     本当の自分のものがたり

     遠くにのぞむ見慣れた景色

     行くも自分、行かぬも自分

     そこになにが待っているのか

     歩いてみないとわからない
    
                  
                   まる
   

『カエルとイーグル』 ばったり屋通信

           『魔法のことば』


     ずっと、ずっと大昔
     
     人と動物がともにこの世に住んでいたとき

     なりたいと思えば人が動物になれたし

     動物が人にもなれた。

     だから時には人だったり、時には動物だったり、

     互いに区別はなかったのだ。

     そしてみんながおなじことばをしゃべっていた。

     その時ことばは、みな魔法のことばで、

     人の頭は、不思議な力をもっていた。

     ぐうぜん口をついて出たことばが、

     不思議な結果をおこすことがあった。

     ことばは急に生命をもちだし

     人が望んだことがほんとにおこった

     したいことを、ただ口に出して言えばよかった。

     なぜそんなことができたのか

     だれにも説明できなかった。

     世界はただ、そういうふうになっていたのだ。



     (『魔法としての言葉』 金関寿夫著/思潮社 より)

     
     先住民であるイヌイットの人たちに伝わるこの詩(うた)にうた
     われた時代は本当にあったのではないやろか。

     それが、いつ、どのように幕を閉じて、今のようになったのか。

     ただ、「ことば」のもつ力は実はぜんぜんかわってないのでは
     ないかって思う。

     かわってしまったのは人のこころの方で、「ことば」が世界に
     作用する力は今だ神話の頃とかわらないのではないやろか。
     
     こころと、あたまと、からだをひとつにしてことばを世界に響か
     せてみる。

     自分から出ていって、世界に影響を与え、
     また最後には自分に返ってくる。

     正しいことばを使おう。
     そして響かせよう、世界に。

     自分を注意深く見守り、呼吸に、内なる声に耳をすます。
     時には勇気、何より忍耐がいることやけど。

     ぼくらが成長すれば、魔法のことばがぼくらを導いてくれる。 

                                まる






     

     

『カエルとイーグル』 ばったり屋通信

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            『こどもの道』

      こころになんのおそれも抱かず
      あたまはつねにはっきりしていて
      大いなる好奇心と共に一日を送り
      砂で城をつくるようなむずかしいことに挑み
      木々のなかのリスたちのようにおいかけまわり
      友だちと共に 歌い 笑い そして歩く

      友だちが自分と違っても気にせず
      肌の色も 宗教も 性別も
      着るものも 背の高さも 話し方も
      そのようなことはまるで気にならない
      なぜならもともと人は そうした偏見など
      なにひとつ持たずに生まれてきたのだから

      子どもたちは友だちと一緒にいるのが好き
      彼らは友だちの瞳のなかに自分の姿を見る

      なにひとつ見返りを求めず
      持っているものを分けあい
      遊びのなかでけがをしても
      し返しなどは考えもせず
      うらみをつのらせることもない

      両親に抱きしめられれば
      問題は一瞬のうちに解決し
      つぎの瞬間にはきれいに忘れて
      友だちが傷つけば共に泣く

      なにかひどいことが起こりやしないかと
      不安な気持ちで目を覚ますこともなく
      子どもたちは日々 素直なハートのまま
      今日はどんな素晴らしいことができるかと
      毎朝一日への期待とともに目を開く

      子どものスピリットに入り込む悪事はすべて
      周囲の大人たちがそこに入れたもの
      ハートははじめから荒れているわけではない

      子どもたちはいつも愛だけを求め
      いかなるときにも惜しみなく愛を与える

      子どもの道には愛があるだけ

      大人たちが子どもの道を歩きはじめれば
      世界はきっと素晴らしくなる


      (北山耕平著/『ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ』 
        太田出版  より)


   この週末、多くのおとなたちがハートをひらいて、未来の子ども
   たちのために最善の選択をすることができますように!

                             まる

『カエルとイーグル』  ばったり屋通信

まいど、まるです。
ご縁あって移り住んだ山の麓でちいさな文庫を開いています。
おとなも子どもも、一回ぽっきりの今生。
たくさんの人がたくさんのものがたりに出会って、生きている時間が
より自分らしく深まっていくといいなぁ。
そんなお役に少しでも立てればと、これからぽつぽつ書いてみようと思います。

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物語に出てくる力のある言葉はその時々の自分に大切なことを語ってくれます。
同じ物語でも読む度にちがった気づきをもたらしてくれる。
その人物のもつ力が強ければなおのこと。

呼ばれているような気がして久しく手に取ってなかった『ゲド戦記 Ⅰ』。
沈黙のオジオンのもつ佇まいと一言一言がハートに語りかけてきました。

自らの驕りと高慢から影を呼び出してしまったゲドがその影に追われ、
ハヤブサに姿を変え、師であるオジオンのところに辿り着きます。
オジオンは「向きなおれ」とゲドに言います。

『・・・人は自分の行きつくところをできるものなら知りたいと思う。だが、
一度は振り返り、向きなおって、源までさかのぼり、そこを自分の中に
とりこまなくては、人は自分の行きつくところを知ることはできんのじゃ。
川にもてあそばれ、その流れにたゆとう棒切れになりたくなかったら、
人は自ら川にならねばならぬ。その源から流れ下って海に到達するま
で、そのすべてを自分のものとせねばならぬ。・・・・』


オジオン翁に逢いたい人は、ハートを開いてゲドの物語を開いてみては。

                                      

ひめじ森のおおきな木12月の整備会報告

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今月は 翌日が「姫路市のクリーン作戦」 ということで

大掃除を行いました。

ずっと気になっていた、不法投棄のゴミや空き缶ガラス瓶など。

 大小様々なゴミを集めて仕分けるまでが今日のミッション・・・。



空気が冷たい朝にもかかわらず集まってくれた仲間にお日様が顔をみせてくれました。


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廃タイヤの山・・・大型テレビ・・空き缶・・・空き瓶・・・・

子ども達もビックリ!

それでも、前もってヤブを刈っていたのが功を奏してか?

気づいたら2時間ほどであらかた仕分けが終わってしまいました。

          

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子ども達も大人達も黙々とカラダを動かしていました。

終了後は おかぁちゃんお手製のあったかいお味噌汁でお昼ご飯・・・

           

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おつかれさま!のぜんざいもご馳走さまでした!!


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翌日の『姫路市のクリーン作戦』で、仕分けしたゴミは

村の方たちが集積場へと運んでくださいました。

その折 村の方からお話を聞くと、これまでにも何度と無く

心無い不法投棄の後片付けをしてこられたとか・・・。


かつらぎの山々が美しく健やかであるように

みんなで 見守って行きましょう。


ひめじ森のおおきな木 整備会!

未来のこどもたちに 美しい里山を残して行く活動に

参加してくれる仲間を募集しています!




プロフィール

じじのしっぽ

Author:じじのしっぽ
ひめじ森のおおきな木・コゲラ文庫の活動の様子を綴ります
黒猫ジジの同居人

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