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 『カエルとイーグル』 ばったり屋通信


       『ばったり出会った絵本たち!』

    
      DSCN1093.jpg      

  『ボルカ』 ジョン・バーニンガム さく・きじま はじめ訳 / ほるぷ出版

     人生におけるよろこびとは、こういうことかもしれないな

   生まれながらに羽が生えていないガチョウのボルカ。父さんと母さんの
  ポッテリンピョンは心配してガチョウのお医者さんに診てもらい、ただひと
  つできること、羽に似た灰色の毛の編み物をつくってあげるのでした。け  
  れど、兄弟からは仲間はずれにされ、そのことで心を痛め、ボルカは泳ぐ
  ことも飛ぶことも覚えようとしなくなってしまいます。ある日、悲しいことに
  そんなボルカをおいて、ガチョウの一団は温かい場所へと飛び立って行
  きます。そんなとき、一人ぼっちで途方に暮れるボルカが出会ったのがク
  ロムビー号で旅をするマッカリスター船長とフレッド、そして犬のファウラ
  ーでした。
   ふるえるボルカに「ここでねるといい」と雨のかからない船蔵に案内して
  あげるファウラーに温かいものを感じるのはぼくだけではないはず。自分
  の生きる場所を見つけたボルカはくちばしを使って床の掃除やいろいろな
  仕事に励みます。そんなボルカの思いを受け止めるように、マッカリスター
  船長は考えた末にあることを思いつきます。

   なぜ羽がないんだ?と考えたところでそこに意味はなく、それがきっかけ
  としておはなしがはじまります。世の中では時々そういうことが起こる。と
  言うよりは世界はそんなことで満ちあふれている。ボルカはずいぶん辛い
  目にあうわけだけど、もしもみんなと一緒に飛び立っていたら、でっかいハ
  ートをもった素敵な友だちに出会うこともなかったかもしれないね。みんな
  と違っていることにくよくよするのではなく、みんなと違っているからこそ出
  逢って行く場所や仲間のあることを、ボルカの旅が教えてくれているようで
  す。
   
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