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『カエルとイーグル』 ばったり屋通信

   

    「自分とはいったい何者だろうか?」

   世界中の先住民の人たちの人生観において、共通して大切にさ
  れているもののなかに「おのれを知る」ということがあるようです。
  つまり「自分は何者か?」、「自分はなにをしにこの地球にやってき
  たのか?」
について探求する姿勢とでもいうのでしょうか。実際、そ
  れに出会うための機会や学びの場が先住民と呼ばれる人たちのコ
  ミュニティーには確かに存在していたのでしょう。様々な通過儀礼が
  それにあたるでしょうし、教えを求めて訪ねていける知恵の図書館
  と呼べるような年寄りの存在は、それ自体がその部族の存命の鍵を
  握っていたにちがいありません。そういったコミュニティーの中では、
  それを構成するひとりひとりの特性を皆が認識し、お互いの存在価
  値を尊ぶような生き方も可能だったのではないのかな。
   そのような伝統的なコミュニティーの学習システムがなくなってしま
  った現代のわたしたちは、困難なことですが、求める場合には自らの
  責任において自分で学ばなくてはならないようです。
   

   ときに、チカラをもった物語はそれを助けてくれることがあるかもしれ
  ません。
  

    

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   「そなた、子どもの頃は、魔法使いに不可能なことなどないと思

  っておったろうな。わしも昔はそうだった。わしらはみんなそう思っ

  ておった。だが、事実はちがう。力を持ち、知識が豊かにひろがっ

  ていけばいくほど、その人間のたどるべき道は狭くなり、やがては

  何ひとつ選べるものはなくなって、ただ、しなければならないことだ

  けをするようになるものなのだ。」



   『影との戦い ゲド戦記Ⅰ』 にて、自ら呼び出した影の手にかかり
   床にふすゲドに呼び出しの長が語りかける・・・・

    (ル・グウィン 作 ・清水真砂子 訳/ 岩波書店 より)



   

   
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