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『カエルとイーグル』 ばったり屋通信

    『ばったり出会った絵本たち!』

  
        DSCN1322.jpg


    『あおい やまいぬ』 マーシャ・ブラウン 作・絵 瀬田貞二 訳
                                    瑞雲舎



    よく鳴くので、「とおぼえ」と呼ばれた一匹のやまいぬが、ひょんな
   ことから染物屋の藍のかめに入り込んで鮮やかな藍色の毛に染ま
   ります。森のけもの達はそんなやまいぬを恐れるのですが、皆のお  
   どろく様に気をよくした「とおぼえ」は、自分は神が使わした森の王
   であるとうそぶき、皆をかしずかせるのです。ところが、一度は追い
   払ったはずの同じ一族であるやまいぬ達がまさに遠吠えを始めると、
   「とおぼえ」の目に涙が溢れてくるのでした・・・・。

    あの『三びきのやぎのがらがらどん』のマーシャ・ブラウンさんが、
   インドに昔から伝わるお話を題材に描かれた一冊。

      DSCN1323.jpg

    
    「なんだったのか? あのくらしは? あのさかりのときは?

     あのつきあいは? そんをしたのか? とくをしたのか?

     いったい わたしは なんだろう?   

     わたしに ちからが あったのか?

     このことは かたときも わすれずに

     むねにてをおいて かんがえるが かんじん」


     

    「とおぼえ」はおはなしの最後で、自分に語りかけます。
    さまざまな自分と、それを映し出す世界を目の当たりにして。
    

    けれど、それよりも印象深かったのは、「とおぼえ」が一族の声
   を聴いて涙を流したというところ。ほんとうの自分に出会うには、
   しょっぱかったり、あまかったり、たくさんの涙を味わうことが必要
   になるのかもしれません。胸に手を置いて、考えるが肝心。   

    
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